体内にある酵素量は一定ではない
酵素の存在意義を知ろう
毎日呼吸をして、動いて、食事をして、心臓が正しく脈打っているのはすべて「酵素」の存在があるからです。
酵素は、私たち人間が毎日生活をしていく上で必要不可欠な、体内に存在するものです。
毎日人間の体内で作られていますが、生命活動をする上で消費されています。
人間が食事をすると、食べ物を消化しようと消化酵素が使われます。
現代日本人は、欧米化した脂っこい食事や手軽なインスタント食品、ファストフード、食品添加物の多い食事をする事が多く、また、昔のようによく噛まずに食べてしまう事や、食べ過ぎる事、夜遅くに食べる事などが挙げられます。
これらを消化するときに多くの消化酵素が使われますし、有害な毒素を体の外に出そうとする働きから、代謝酵素を多く使いますが、多く使われすぎてしまうと、体内の老化が促進され、老けてしまったり、病気にかかりやすくなってしまいます。
また、私たちが生活している環境の大気汚染や、紫外線、電磁波などの外的影響や、ストレスや睡眠不足、不規則な生活、喫煙や飲酒などといった、日本人が現在抱えている問題でも多く消費されているのです。
実際、生活習慣病や肥満、老化は酵素不足がもたらしているものなのです。
人間は生まれた時から体内で作られる酵素量は決まっており、年齢を重ねていくと作られる量も減ってきますので一定ではありません。
40歳頃から体力低下や体調不良、不眠、肌トラブルなどの体の変調を感じる方も多いですが、その頃から作られにくくなっていっています。
ですが、食事から体内に取り入れることもできるので、生のまま、たくさん取れるような食事を心がけることで、増やすことができます。
生野菜、生の果物、生魚、生肉、発酵食品に多く含まれていますし、最近では酵素ドリンクも一般的になってきています。
これらとともに、酵素の働きを補う役割をもった、補助的存在であるミネラルやビタミンも必要なのです。
ビタミンやミネラルなどが多く含まれている食品を摂らなければ効果を発揮しないので、食事の際は一緒に取るように心がけてください。
酵素の多い食品を摂取すると、消化の際に必要とする分が少なくて済み、その分を代謝に回すことができるので体にとってはエコになります。
外部から体内に摂り入れることで、代謝を促すことができるため、新陳代謝・基礎代謝をアップさせて健康維持ができますし、痩せやすく、美容面でも大きな効果を得ることができます。