酵素とは?
酵素、というのは普段あまり頻繁に使用するような言葉ではありません。
最近でこそ話題となっているので、耳にする回数も増えてはきていますが、それでも多くの方が酵素についての知識はそれほど無いのではないでしょうか。
また、実際にインターネット上には数多くの酵素に関するサイトなどが存在します。
しかし、その中にすら酵素に関してやや間違った解釈をしていたり、ただ表面上だけの効果を説明したりしているものがあります。
勿論、多くのサイトではきちんと酵素に関して正しい知識を発信していますが、中には間違った知識を記載しているサイトも事実存在するのが現実です。
酵素とは決してそれほど難しいものでなく、誰でも理解する事は可能です。
ここでは、酵素についてなるべく簡単にご説明していきたいと考えています。
酵素を恐ろしく簡潔に言い表すと、「人間の体に絶対的に必要なもの」という事になります。
勿論これだけでは何の事だかさっぱり分からないと思いますが、事実酵素は我々の体にとってそれほど重要なものなのです。
もっと分かり易く簡単に説明すると、「体内に摂りこんだ栄養の消化や吸収を助けてくれるもの」という事になります。
私達が日常的に食べているもの、その中には様々な栄養素が含まれていますよね。
炭水化物やビタミンといったものがそれに当たります。
それらを効果的に消化、吸収する為の働きをするのが酵素というわけです。
その為、別に酵素だけがあれば良い、という事ではなく、きちんとした栄養素は勿論必要で、その上で酵素が必要という事になります。
食べ物の消化や吸収は胃、腸などで行いますが、それは内臓そのものの働きというわけではありません。
消化や分解という工程は酵素が行っているのです。
つまり、酵素が無い、もしくは少ないという事は消化不良などに繋がってしまうという事です。
以前は我々の食生活から酵素を摂りいれる事は比較的簡単でした。
生野菜や納豆、漬物といった食事を常日頃から摂っていた日本人は、日常的に酵素を摂りいれ易い環境にあったのです。
しかし、最近では食の欧米化が進み、またファーストフードや簡単な食事が多くなり酵素を摂りいれる事が難しくなってきました。
酵素は熱を加えると効果が無くなってしまうので、こういった食事を摂り続けると酵素不足となってしまうのです。
適切に酵素を摂りいれ、また体内の酵素を出来るだけ無駄遣いしない、というのがとても重要な事だと言えるでしょう。